校正

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昨日は午前中論文の校正作業。今回の論文は、口頭発表前に既に形が決まっていたこと、メンバーで十分議論し尽くしたこともあり、書くこと自体はスムーズに書くことができました。また、校正作業もほとんど誤字脱字や文末の表現のチェック程度で済み、ほっとしています。いつもは〆切間際までかかってしまう校正作業なのですが、めずらしく(おそらくはじめて?)余裕を持って取り組むことができそうです。

個人的に、論文を作成する上で一番大事なことは校正作業だと思っています。何度も自分の書いたものを読むうちに、言葉にならないけれども、しっくりとこない部分が出て来ることが多々あります。言語化できないけれども気になる部分が出てくるときには、一度立ち止まりよい表現を探すよう努力するようにしています。同じ論文に5,6回目を通した頃には、最初に書いた文章の面影は全くなくなっています。また、校正をする際には、他の先生方の論文の書き方を参考にすることもあります。他の先生方の論文を読んだ後に自分の論文を読むと、レベルの低さに凹んだりしますが、それは勉強だから仕方ないと割り切って、勉強するようにしています。

全国英語教育学会を振り返る

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8月7日、8日に関西大学にて、第36回全国英語教育学会が開かれました。僭越ながら私も発表させていただきました。発表に来ていただいた皆様ありがとうございました。今回の発表は発表時間20分、質疑が5分と、多少質疑の時間が短いような気がしましたが、膨大な数の発表者と円滑に学会を進めることを考慮に入れると仕方のないことなのかもしれません。

Guest speakerとして今年はPica先生が来日されました。論文ではよく名前を拝見しますが実際に合うのは初めてでした。午前、午後と講義があったのですが、午前中はPica先生の真正面の一番前の席に座ることに。かなり緊張しました。午後は反対に後ろの方へ座りご飯を食べながら聞いていました。午前中はSLAの歴史の概観と教室で使えそうなタスクのお話。午後は実際にタスクを見ながらお話ということでしたが、音声が非常に聴き取りにくく、ハンドアウトを中心に学習していました。

自由研究での発表を聞いていて思ったことは、本当に色々な発想を持って研究をしているのだなということ。実験の内容の善し悪しはともかくとして、研究に至る発想がオリジナリティ溢れるものが多く驚きました。もう一度予稿集を眺めながら勉強しなければなりません。また、発表が終わったら今度は論文が待っています。こちらが本当の勝負になるのでしっかりがんばりたいと思います。

*ハンドアウトは近日中にアップロードします。

100718

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研究方面のお話をここ1年くらい全然書いていませんでした。たまには研究のこともきちんと記録しておかないと、せっかくカテゴリーを分けて作った意味がありませんね。時には自分の学びをレビューしようと思います。ということで、 最近読んだ文献。

Koizumi, R. (2005). Speaking performance measures of fluency, accuracy, syntactic complexity and lexical complexity. JABAET Journal, 9. 5-33.

スピーキングにおける発話の測定方法について言及した論文です。# of words / unit が流暢さを測る指標なのか統語的複雑さを測定する指標なのか、ということと、タスクによる発話の影響、習熟度を示すことができる発話の指標について調査されています。非常に綿密な論文で、先行研究部分を読むだけでも勉強になりました。

Mochizuki, N., and Ortega, L. (2008). Balancing communication and grammar in beginning-level foreign language classrooms: A study of guided planning and relativization. Language Teaching Research, 12, 1. 11-37

スピーキングにおけるplanning timeの影響を調査した論文。特にplanning timeの使い方に着目し、guided planning, unguided planning, planningなしでは学習者の発話にどのような影響が出るかを流暢さ、複雑さ、正確さの指標を用いて述べています。planningの手法に注目した研究にはFoster & Skehan (1996)やSangarun (2005)などがありますが、それらのデータと見比べてみると、面白い示唆ができるかもしれません。

スピーキングについてはまだまだ分からないことだらけです。もっとたくさんの論文を読んで勉強しなければなりません。

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