5 月 26
今朝ちょうどasahi.comでニュースをチェックしていたら、以下のような記事を発見。内容は、金沢工業大学教授が、学生のレポートが、ネット上からの文章をただ切り取って貼付けたものでないかを検出するソフトを開発したというものです。
http://www.asahi.com/life/update/0525/TKY200805250186.html
インターネットの情報に関わらず、関連文献を、引用することなしに、そのまま自分の文章として使ってしまう大学生はいないとは言えないと思います。当事者はそこまで悪気があってしているわけではないかもしれませんが、学問の世界では一番してはいけないタブーであるということを知っておかねばなりません。
留学時代、院のオリエンテーションで一番厳しく注意されたことが、上記のことでした。英国の大学では、プレジャリズムと呼ばれ、これに違反した学生は退学処置になると注意されたものです。それもそのはず、考えてみれば、試験で、人の答案を写すのと同じ、つまりカンニングと同じことをレポートでもしていることになるからです。それくらい、実は危険な行為だということを学生の方は知っておく必要があると思います。
また、プレジャリズムを意図的に行っている学生だけでなく、意図的でないにしろ、偶然(?)元の文献の文章と同じようになってしまった、という例も気をつけなければなりません。
プレジャリズムをおかさないために、大学院で指導されたことは、文献を読んだ後のノートテーキングにありました。つまり、関連文献を読んだら、その内容をそのまま写すのではなく、必ず、自分の言葉に直して文献の内容をノートテーキングしなさいと言われたものでした。もし元の文章をそのまま引用したいときには、「 」 に入れ、必ずページ番号を記載するというルールがあります。学生の方はこれらのルールをきちんと守って、文献等を扱っていく必要があります。よく分からなければ、大学の先生方に質問してでも解決しておく必要があります。
5 月 15
最近スパムがあまりにも多いので、スパム対策としてプラグインを二つばかりインストールしました。これにより、コメント欄の投稿に時間がかかったりすることがあるかもしれませんがご了承ください。
5 月 12
三浦孝・池岡慎・中嶋洋一(2006)『ヒューマンな英語授業がしたい!』東京:研究社で紹介されていたチェーンレターの活動を行った。
手法
学習者はまず、チェーンレターについての説明を受けた。この活動では、自分の意見を相手に伝えたり、相手から意見を聞いたりすることの楽しさを味わうための英作文なので、正確さを過度に気にせず、意見を伝えられるようにがんばって書くよう説明した。また、具体的な説明として、A3の白紙を一枚分け、トピックを自分達で自由に決めるよう説明した。この時、授業者の方から例をいくつか挙げた(Do you like English? Why or why not?やWhat’s your favorite music?など)。
トピックを決めるために2分ほど時間を与え、その後、自分が決めたトピックについて3分間で自分の意見を書いた。そして、書き終わった後、自分の紙を後ろの人へと手渡し、新しい話題について、3分間英作文を行った。同じ活動を複数回行い、所要時間はほぼ30分程度であった。
結果と反省
良かった点として以下のことが挙げられる。まず、授業の終わりに学習者が、クラスメートの意見が書かれた用紙を興味深く読んでいたことである。授業の終わり直前に自分の手元に戻ってきたのだが、休み時間も用紙を友達と見合いながら話をしている様子も少し見られた。そのため、一番の目的であった、英語を使って相手に意見を伝える楽しさを知るという点については成功したように思われる。また、中学生、高校生の書く活動となると、どうしても形式的な側面に多くの注意が学習者も教師も向けがちだが、今回はなんとか自分の言いたいことを表現とがんばっている様子もちらほら見られた。そして、最初は一つ書くだけでひと呼吸入れていたが、2つ目、3つ目となるにつれて、書くためのリズムのようなものがついてきたようで、慣れてきた学習者の中にはトピックを見て、スタートしてすぐにさらさらと書き始める人もいた。
反省点としては以下が挙げられる。まず、タスクを行うための時間設定に多少問題があった。高校1年生レベルの学習者を対象とした授業でこの活動を行ったため、一つの作文に対してもう少し長い時間をとってあげてもよかったかもしれない。実際何を書こうか考えていて、ペンが進まなかった学習者が見られたので、この点は改善すべきである。また、英作文が苦手な学習者に苦手意識を少しでも取り除いてもらうことができたかどうかは不明。今回は授業者側からの手助けが一切なかったので、状況や学習者のレベルに応じて、適切な援助をすることも十分考慮に入れる必要があるということを感じた。
まとめ
良い点、反省点様々だったが、コミュニケーションのツールとしての英語を楽しく体験できる、おもしろい活動を勉強することができた。今後は、より学習者に多くの表出を促せるような手法を考えながら、またこの活動を行うつもりである。
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