今期の研究の基礎となる先行研究を読んでいます。様々な先行研究を読んでいると、世の中にはすごい先生方がたくさんいらっしゃること、そして、研究、教育熱心な先生がたくさんいらっしゃるということを身にしみて感じ、たくさんの刺激をいただいています。
ところで、研究テーマを見つける際に、テーマを見つけて論文を読んでいくか、論文を読んでテーマを見つけるか、ということがしばしば論じられるように思います。答えはどちらでもよい、というものかもしれませんが、自身の研究への流れを考えてみると、おぼろげなテーマ→先行研究読む→テーマ修正→先行研究読む→テーマ修正、の繰り返しのような気がします。最初に「これは面白そうだ」というテーマがあっても、他の先生方が同じ事をされていたり、後で振り返ってみるとテーマに深みがなかったりするものです。研究でもう一歩突っ込んだ内容を調べたり、自身の当該分野の中での位置をしっかりとするためには、先行研究を読み込む事が本当に大事です。先行研究を読む事で、研究したい分野における、自分のテーマの落としどころをしっかりと考える事で、「よい研究」に近づくのだと大学院時代に教わった先生の言葉が今でも思い出されます。
先行研究に関してもう1つ。日本の風潮・・・というと言い過ぎで語弊がありますが、先行研究をこれでもかというくらい批判している論文が時々見かけられます。確かに先行研究を批判する事で新しい研究テーマが出て来たり、自分がやりたいことが見つかるという事も多々あると思いますし、実際自分もそのように見つけて来たように思います。しかし、裏を返せば、その研究論文を読んだからこそ自分のアイデアが生まれたという風にもとれます。院時代の修士論文のsupervisorは「先行研究をもっと敬う風潮がほしい」という風に前期の授業でおっしゃっていました。先人がたくさんの研究業績を残してくれたからこそ、自分たちが彼らの知恵を基盤として研究ができるのだという気持ちは持ち続けたいものです。
一番大変だなあと思う瞬間。それは英作文の直しをするとき。
ある授業の期末試験が英作文のみという中々ハードな(?)テストを実施しています。元々、細かい文法のミスを恐れず何とか熱心に英語で話そうという趣旨の授業なので、細かい文法のテストをするわけにはいきません。かといって、期末テストの時間に全員分のスピーキングテストはできないので、必然的にこのような形のテストになります。
英作文の直しに関しては研究の方では色々な見解があるようです。directに直すのがよいのか、下線などのindirectに直すのがよいのか。すべてを直す必要はなく、global errorだけ直せば良いのか。そもそも直すこと自体に意味があるのか。など、英語教師のメインの仕事の1つと言っていいほどの仕事なので、一際議論の方も盛んに行われているように思います。
期末テストの答案なので、何とか生徒さんに1つでも学ぶものがあるような添削をして返したい一方、たくさんのことを書いて1つも身に付かなかったら意味が無いように思います。また、直すためには非常に膨大な知識が必要であり、今の自分が力不足であるということも強く認識しています。正直、英語は本当に奥が深いなあと思います。
人の振り見て我が振り直せではありませんが、たくさんの英作文を見ながら、自分の英語力をもっともっとつけていこうと思います。
本日中部地区学会から紀要が届きまして、無事論文が掲載されました。たくさんの方々にアドバイスをいただいたおかげで、ひとまず完成させることができました。ありがとうございました。昨年書いたものがあと1つあるので、そちらのほうも楽しみです。
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